株式会社SBSプロモーション（本社：静岡県静岡市、代表取締役社長：永田龍彦）は、創立50周年を迎え、営業戦略体制を一新いたしました。横山隆治事務所（有限会社シックス・サイト、本社：東京都港区）の代表を務める横山隆治氏とアドバイザリー契約を結び、クライアント企業のみなさまのDX（デジタル・トランスフォーメーション）に寄与しながら、TVを主体としたマスメディアとWEB展開にデータを連動したマーケティング課題解決提案を進めてまいります。
SBSプロモーションは、TVをはじめとするマスメディアとWEB、データの活用による顧客基点のマーケティング戦略における豊富な知見と経験を有する横山氏をアドバイザーとしてお迎えすることで、これまで主流だったマスメディア中心の広告取引から、クライアント企業のみなさまに向けて、TV視聴をはじめとしたメディアデータ、WEB検索データとデジタル広告が連携したマーケティングデータ、さらに購買・行動データや、デジタル広告やOMO型のプロモーション、検証をベースにした仮説構築まで一気通貫したマーケティングコミュニケーションの戦略的策定など、これまでより一歩進んだソリューションの提供を加速してまいります。

ローカルエリアを領域とする広告企画会社との連動は、私にとっても初めての経験です。今回のSBSプロモーションとの契約は、私の出身地でもある静岡をエリアとする企業であること、会社全体として前向きに新たな変貌に取り組んでいる企業であること、かねてより私が主張しているTVとWEBデータ活用によるマーケティング戦略にご理解をいただいていたことがポイントです。さらに、テストマーケティングエリアとしてのエリア性、マーケティング会社のトムスなどのSBSプロモーショングループ全体での取り組みができることなど、ここに私が顧問を務めるCCCMKホールディングスとの連動を図ることで、店頭マーチャンダイジング戦略や購買データの活用など大きな発展の可能性を秘めています。これまで、私が続けてきた新たなデータマーケティングのトライアングルを構築し、SBSプロモーションとともにマーケティング課題解決から経営戦略のご支援まで、企業のみなさまに合わせたアドバイスができればと思っています。

これまでのSBSプロモーションのご支援は、メディア側から提供されるデータとオープンデータを中心に、リアル展開におけるイベントや販促活動などを組み合わせ、アイデアとネットワーク、経験を中心としてやってきました。しかし、今回、TV視聴率データおよび、WEB検索データなどのデータ分析に加えて、検証を重ね、新たな戦略提案を導き出すことが可能となります。いわゆるメディア手法だけではなく、定評をいただいているイベントや販促活動をも駆使した、仮説・検証・実施・分析まで一気通貫したマーケティングが叶います。言い換えれば、地域の企業だからこそできる地域ネットワークを具現化したイベント企画と、マス、WEBとのいわば、「ハイブリッド展開」が実現できます。

最後に、SBSプロモーションは地域とのパートナーシップによる新しい価値の創造を目指していきます。今後、さまざまな外部アドバイザーとも連携し、多くの企業のみなさまの経営戦略支援とマーケティングの課題解決、生活者や社会に向けた本質的な価値創出に向けて取り組んでまいります。

1982年、青山学院大学文学部英文学科卒。同年、旭通信社入社。1996年、インターネット広告のメディアレップ、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムを起案設立。同社代表取締役社長に就任。2001年、同社を上場。インターネットの黎明期からネット広告の普及、理論家、体系化に取り組む。2008年、ADKインタラクティブを設立。同社代表取締役社長に就任。2010年9月、デジタルコンサルティングパートナーズを主宰。企業のマーケティングメディアをPOEに再整理するトリプルメディアの考え方を日本に紹介。主な著書に『CMを科学する』（宣伝会議、2016年）、『新世代デジタルマーケティング』（インプレス、2015年）など。

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